07年5月28〜30日

「3・1会:古希を祝う函館の旅」日記                                寺田謙二

28日(月):前日、民宿寺田屋泊の(G)組みは、午前中、新緑がまぶしい大沼国定公園の中の大沼レイクGCにて(G)を楽しむ。やはり年中プレイをしている東京組みは強い!冬眠からさめたばかりの北海道組みは、練習不足がたたり、さんざんでした。

 午後4時過ぎ、函館の温泉郷湯の川の「ホテルしおさい亭」に三々五々集合、早速総会が開かれた。予定では、明日のスケージュールになっていた「函館山からの夜景鑑賞」を、急遽変更、実施する。ダイヤモンドを散りばめた様に、光り輝く函館の街を眼下に見て、その美しさに暫し息を呑む。暖かくて風もない好天に恵まれ、遠くに本州下北半島の先端、大間の灯りが一直線に見えた。五月から夏場にかけて、霧がかかることの多い函館山には、珍しい程の快晴で、予定を変更して大正解でした!(因みに翌日、山頂には霧がかかった!)

      総会        函館山から夜景鑑賞

29日(火):渡島(おしま)観光(株)のドライバー/増田さんと、ちょっと太目のガイドMs.竹田さんの二人が、大型バスで今日と明日、我々を運んでくれる。早速、ガイド始め!

午前中に、「トラピスチヌ修道院」と、「新五稜郭タワー」の見学を済ませる。この時期、修学旅行の一団とぶつかると大変だから、彼等の先へ先へと回るのがスムースに行くコツだ。

  トラピスチヌ修道院    タワー展望台からの五稜郭

丁度、五稜郭のテーオー・デパートで行われている”第17回遊心会・能面展”に立ち寄る。 小面(こおもて) 寺田 謙二作 

予定にはない番外であったが、3・1会メンバーである函館在住の寺田が出展している(小面)というので、応援してくれる。感謝! 持つべきは真の友達なり!

 

「函館朝市」で昼食を取った後、「明治館」など歴史的建造物が多く、今や函館を訪れる若者に人気の高い、西波止場の「赤レンガ倉庫街」などを散策する。いま、一番売れているお土産品:スナッフルの「チーズ・オムレツ」を試食した後、バスにて「立待ち岬」へ向かう。

    「函館朝市」      「赤レンガ倉庫街}     立待岬で記念撮影

津軽海峡を挟んで遠くに、下北半島や津軽半島の島影を見ながら、記念の写真を撮って「元町公園」へと向かう。元町公園の入り口で、市公認の観光ガイド/ボランティアの佐藤美代(77歳?とても若々しい!)さんが、目立つピンクのウインド・ブレーカーを着て待っていてくれた。本日、テラケンの案内はここまで。ご免ね!テラケンが所用でいない夕方まで、彼女の案内で「元町の教会群」や、「元イギリス領事館」などを見学、2時間たっぷりと散策する。「旧公会堂」が外装修理のため、連絡もなしに本日より急遽休館とされていたのは残念でした。佐藤美代姉の案内は如何でしたか。参加者の感想は以下の通り;

「とってつけたような説明書の棒読みではなく、仲間内の友達のように打解けた、判り易い案内が、親しみを覚え、一つ一つがとても強く印象に残りました」とのこと。一緒に行きたかった、残念!と悔しがるテラケンでした。 美代さん有難う!!

30日(水):いよいよ旅の最終日となる。今日は、街を離れて森や湖(沼)をめぐり、新緑を楽しむことにする。チェックアウトを済ませ、8:30にホテルを出発、函館新道を七飯本町で降り、そこから横津連峰を横切る山道へと入る。途中、「城岱牧場」に立ち寄る。農家で飼っている牛を一夏預かり、子牛を産ませたり肥育して、秋口に返す、町営の牧場である。ここからの眺めは、函館市と北斗市、七飯町の全貌が眼下に広がり丁度、函館山から見る景色と逆の関係になり、新しい観光名所となっているところだ。

    山川牧場          小牛          大沼湖と駒ヶ岳

  峠を降りると、前方に活火山の駒ケ岳がくっきりと見え、両側に牧場が連なるこの道は、別名「ミルクロード」といわれている。有名な「山川牧場」に立ち寄り、予て予約のランチボックスをピックアップする。テラケンが勧めるローストビーフ・サンドイッチだ。

オーナーの山川さんは地域の名士でCNN(コンコード・七飯・仲良くする会)を通じてテラケンとも友達だ。その友達の誼で今回は、牛乳とスープを夫々にサービスして戴く。感謝! また牧舎を案内、乳牛の話や可愛い子牛のことなど楽しい話しをしてくれた。牛は生涯に自分の体重と同じ重量の物質を牛乳の中に含めて出す(但し、水分は含まない)そうだ! 濃厚な味の美味しいソフトクリームを舐めたり、牛肉の味噌漬けをお土産に買ったり、ひと時を過ごした後「大沼公園」に向かう。

  駒が岳の大爆発で川がせき止められて出来た大沼湖、中には百数十個の島が浮び、島の間には橋が掛けられ、散策コースも設けられている。僕等は船で沼を巡り、30分かけて散策することとした。船から見る横津岳や駒ケ岳は、また格別なり!

先に来ていた保育園児達が、お母さんと共にお弁当を広げている側で、我々も童心に返り、ランチボックスを広げる。冷凍肉ではない山川牧場のローストビーフが美味い!                       
                                                           昆布館    

  大沼公園を後に、トンネルを抜け、最後の見所、「昆布館」に立ち寄る。ここでは、あらゆる昆布製品が売られている。時間があれば映画「北の煌き」(10分)を見るのだが、今日は時間がないので、お土産の試食と、ショッピングだけにする。最近NHKのTVで放送され、「血液さらさら」で有名になった「がごめ昆布」の「とろろ」を求める人多し。
  いよいよ帰りの飛行機が待つ函館空港に向かう。関空、中部セントレア、羽田と帰る場所も時間も夫々違うが、一応、皆な函館空港まで行くことにする。途中、テラケンの家の側を通るので桔梗で降ろしてもらい、皆さんとお別れする。アディオス・アミーゴ!

天候に恵まれ、充実した三日間であった。配慮いただいた幹事役に心より感謝。








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